2011年 03月 07日
TAVARUA-6. |
さて、タバルアの旅レポートもそろそろ最終回。
ハリケーンが過ぎた後は空も晴れわたり、最高のバイブレーションに包まれました。
こちらは朝一番のサーフィンに向かうボートが出るところ。
そもそもタバルア島は、クラウドブレイクとレストランツという世界有数のクオリティを誇る2つのレフト(海から見て左へと崩れる波)があり、そこはこの島の滞在者以外サーフィンできないシステムになっていました。
つまり、最高の波を少ない人数で独占できるというわけ。
ところが昨年、そのシステムが変更になり、全てのサーファーにオープンになったのです。
そこには逆に、タバルアに滞在していても、隣にあるナモツ島の波にも乗れるようになったという側面もあります。
今回の滞在中、クラウドブレイクとレストランツにはよくない風である北寄りの風がよく吹きましたが、この風はナモツの波にはいい風になるため、おかげで十分にサーフィンを楽しめたのです。
一部の人が波を独占することには以前から賛否両論ありましたが、今回は波がオープンになったおかげで色んな波に乗れる恩恵に授かったわけです。
たとえばこちらはナモツ・レフト。
photo: Scott Winer
パワーがあってものすごくいい波でした。
そしてこちらはナモツ島のスイミングプール。
photo: Scott Winer
ここは超超ファンウェイブです。
そんなわけで、今回のフィジー・タバルア島への旅は、僕にとってこれまでのサーフトリップのなかでも有数の、最高の旅になりました。
めでたしめでたし。
で……、その素晴らしい時間のしわ寄せで、帰国以来ものすごくタイトに日々仕事をしております。
フィジーはすでに、はるか忘却の彼方。
けれど、こちらももちろん、ありがたいことです。
by eisuketomiyama
| 2011-03-07 22:03